前回は郷土玩具に関する本を紹介しました。
次にご紹介したいのが、職人をしていて、「これを買って生産性が上がった、買ってよかった」と言えるものです。
私の仕事は基本的に手仕事なので、基本的にガジェットなどでは生産性は上がりません。
しかし、仕事用に買ったもので、違いが生まれて生産性が上がって、気持ちよく仕事ができる道具がありました。
職人ではない人(サラリーマン、フリーランス、主婦、学生等)にも参考になるのでは、と思っています。
①ムーンスター 810s エイトテンス ET004 CAF
ゴム産業で有名な久留米市のムーンスターのスリッポン(サボ)のようなものです。
元々は厨房履きからの着想ということで、耐水性、防滑に優れています。
私の仕事は作業場⇆居住空間⇆店を移動します。
履き脱ぎしやすく、滑りにくく、土ボコりが中に入ってこないなど、あらゆる面で助かっています。
しっかり歩けるほどのフィット感や、店で履いていてもおしゃれに見える点や、洗いやすさなど、もはや仕事履きはこのサボ以外では考えられないです。
ずっと履いていると蒸れたりはしますので、こちらも福岡の会社である、イケヒコさんの「い草インソール」と合わせて使っています。これで完璧です。
②高橋書店 カレンダー壁掛けB3
このカレンダーは毎年購入し、作業場の目立つところに貼っています。
このカレンダーの特徴としては、大きめのシンプルなデザインで、記入スペースが大きいことです。
ここに毎日の作業成果(×を○個完成等)をメモしていきます。すると穴埋めゲームのように、空白を埋めたくなり作業にモチベーションが湧きます。
また1年分使い切っても、捨てずにとっておけば前年との作業の比較に使えます。
記録にも計画にも使えるカレンダーです。
結局ガジェットかよと思われそうですが、毎日使っているためご紹介いたします。
手仕事の職人はラジオを聞くことが多いと思います。
しかし平日お昼のラジオはどうしてもご年配の方向けが多いため退屈です。
そこでAirPodsを片方はめて、YouTubeや、ラジコでオールナイトニッポンなどを聴けば、作業も楽しく、快適に捗ります。
最近はYouTubeで、金融リテラシーなどを教えてくれる動画もたくさんあり、勉強にもなります。
④スタンディングデスク
職人としての作業は全て椅子を使いますが、座りっぱなしは肩こり、腰痛、血流の悪化、運動不足などにつながります。
これはほとんどの社会人や学生にも同様だと思います。
私も肩こりや腰痛に悩まされていた時期があり、さまざまな対策をして、今は完璧に改善されました。
その対策の一つがパソコン作業は全てスタンディングデスクで行うということでした。
実際はIKEAで買ったのですが、組み立てがとてもとても大変でした。
当時は販売がなかったAmazonの安くて、組み立てが簡単そうで、高評価のデスクを紹介しています。
また人間は立つだけで、座っている時より消費カロリーが倍になるらしいので、ジムに通う前にスタンディングデスクを買うことをお勧めします。
⑤眼鏡市場 ZEROGRA(ゼログラ)
手仕事の職人は、目を使います。視力は大事です。私は視力0.03ほどのド近眼なため、メガネかコンタクトレンズは必須です。
ド近眼のメガネはレンズが太くなるため、重量が重くなりがちです。
仕事は基本下を向いているため、メガネは重さでずり落ちてきます。
ずり落ちたメガネを上げてはずり落ちて、だんだん酔ってきて気分が悪くなる。
そんな悩みを解決してくれたのはこのメガネでした。
福井県鯖江市の職人の手によって手作りされるこのメガネは、つるが湾曲しており、頭に巻きつくフィット感はありますが、重さがほとんど無く、まさに無重力です。
まとめ
以上5点です。
仕事で毎日使うものだからこそ、良いものを使いたいという気持ちはありがちな考えです。
職人目線で言えば生産性を上げるという観点も必要かなと思います。
#買ってよかったもの